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産土(うぶすな) 2023 山田錦 二農醸 720ml
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2021年12月1日より、全国でたった14件の酒販店と共に新たなスタートを切った花の香酒造。「産まれた土地」「土地の神様」の意味を持つ日本の古語である「産土」を独自の哲学として掲げています。
蔵の位置する熊本県玉名郡の和水町(なごみ)の風土の復刻、そしてその継承を日本酒を通して体現してゆくことをプロジェクトの目標とし、その一つが、日本一生態系が豊かとされる、この地に流れる菊池川の生態系を維持してゆくことになります。そのため、その稲作も有機化に向けて努力を継続している最中で、来年の春からは何と既に自社で飼育を始めている馬による耕作、すなわち「馬耕(ばこう)」もプログラムに採用する計画です。そしてそのリリース第一弾となるのが、この和水町産山田錦で醸される1本なのです。
控えめに感じられる青りんごやマスカットの果実の香りに、ライスパウダーのような穀物やヨーグルト様の香り。山田錦の持つ甘味を充分に引き出しながらも、幾分高めに残されたガス感が見事に調和し、爽やかで軽快なスタイルに仕上げられています。弊社山仁が、その取引が叶ってから心待ちにしていた銘酒を、是非一刻も早く皆様にお試しいただきたいと思います。
ちなみに蔵の当主となる神田さんと、我々山仁のチームでこの秋、食事をする機会に恵まれましたが、このお酒が保持する柔らかな甘み、そしてガス感は、魚介のすり身、そしてパテやクネルのようなお料理には抜群に相乗します。お正月料理も含めて、日本のお料理にはそうした一皿が沢山ありますよね!是非こうした豊かさも同時に楽しんで頂きたく思います。
(山仁営業開発部 ソムリエ 福田雄人)
<大橋MWの一言>
日本酒の新たな時代を切り開く旗手の一蔵として、私も大変注目をしてきた1本が遂にリリースされました。精米歩合や使用品種の情報を裏方に追いやる程までにストーリーが詰め込まれた銘柄であり、こうして1本のボトルに詰められた背景自体が同蔵のマーケティングそのものにまで昇華されている一例となります。
現段階では新酒となるゆえ、ほのかな澱絡みのスタイルになっていますが、その香味バランスも見事で、果実香と寄り添うわずかなスパイスのヒントが味わいを通して複雑性に寄与しながらも、全体的にはライトボディーの生酛酒に仕上がっています。今後、同スペックでの澱のニュアンスが控え目になるキュヴェ、そして真骨頂となる地元米「穂増(ほませ)」のリリースも待ち遠しいところです。
商品スタイル
・香のスタイル:★★★ (フルーティー★ ⇔ スパイシー★★★★★)
・味のスタイル:★★★ (淡麗★ ⇔ 濃醇★★★★★)
・甘辛のスタイル:★★★★ (辛口★ ⇔ 甘口★★★★★)
<商品概要>
日本酒名:産土 山田錦 720ml
生産者:花の香酒造
特定名称:純米吟醸
米品種:菊池川流域和水町産 山田錦
生産地:熊本県
アルコール度数:13%
使用酵母:熊本9号酵母
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アミノ酸度:非公開
精米歩合:麹米55%, 掛米55%
醸造年度:令和4年
商品CD:5098
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