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岩出 甲州 きいろ香 キュヴェ・ウエノ 2022 シャトー・メルシャン 白ワイン
シャトー・メルシャンは、1877年からの日本一長い歴史を持つ、日本ワインの原点ともいえる生産者です。統括ワインメーカーの安蔵光弘氏を中心に伝統的な醸造技術の継承と、多くの栽培・醸造有識者との共同研究による先進的な製法の開発により高品質なワイン造りを可能にしています。
2003年に試験醸造した甲州種に発見されたある種の柑橘香。ボルドー大学の世界的権威ドゥニ・デュブルデュー教授の研究室に在籍した富永敬俊博士との共同研究によって、甲州種にはソーヴィニョン・ブラン種にも見られる共通の香り成分(チオール化合物3MH)の前駆体が存在していることが判明したのです。この研究成果によって「甲州きいろ香」というワインがシャトー・メルシャンに誕生しています。
この香り成分が発見されたブドウを産する上野園は、シャトー・メルシャンの元醸造長である上野昇氏の自宅前に広がる単一畑であり、甲府盆地の北東部、山梨市を流れる笛吹川の右岸、河岸段丘上にあり、他の畑より砂礫質で水はけのよい畑です。3MH由来のグレープフルーツや和柑橘の香るフレッシュでミネラリーなスタイルです。
ワイン好きの方にはこの「甲州きいろ香」の名称の由来となった、故 富永敬俊博士の著書「きいろの香り」は一読の価値があります。この著書の中に登場する「きいろ」という名前の青い鳥がラベルのどこかに描かれていますよ。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
世界市場におけるワインの情報発信シーンの頂点にいるジャンシス・ロビンソンMWが前回来日した際、彼女の願いは「純日本風のお料理を旦那さんのニックと共に楽しみたい」でした。訪問したお寿司屋さんでお寿司を握って頂く前に供したワインがこの1本で、シマアジやとり貝のお刺身との相性を一生懸命自分のノートに詳しく記入していました。その後、秋も深まり、彼女のその時の体験がコラムとして日経新聞に掲載され、一躍このワインは日本市場でも有名になりました。
非常にミネラリーな第一印象から始まり、香り全体が控えめであることも日本のイメージとつながります。純粋性、透明感、そしてチリチリと感じられる滋味と全体的なタイトな体躯。正に日本を代表する堂々たる甲州種の一つの姿と言えるでしょう。
<商品概要>
ワイン名:IWADE KOSHU KIIROKA CUVEE UENO/岩出 甲州 きいろ香 キュヴェ・ウエノ
生産者:Chateau Mercian/シャトー・メルシャン
ブドウ品種:Koshu/甲州
ワインタイプ:White/白ワイン
生産国:Japan/日本
生産地:Yamanashi, Yamanashi City/山梨県, 山梨市
ヴィンテージ:2022
商品CD:50484
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