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産土(うぶすな)2021 穂増 一本掌植720ml
2021年12月のリリースより、日本酒業界で爆発的な人気を見せている花の香酒造の
「産土」。今回のリリースは、菊池川流域、生酛造り、無肥料、無農薬、畑苗代、手植え、
天日干し、木桶醸造と、そのボトルの裏ラベルに、一気に8つのマークが印字された、今期最高峰のレギュレーションの1本となります。数あるレギュレーションの中でも、商品名に表記されている「手植え」は特に今回の肝となる重要なレギュレーションとなります。
(商品名には旧字が使用されています)
在来種である穂増は野性味が強く、栽培に肥料を使用してしまうとあまりに成長してしまうので、無肥料、無農薬が最も適した農法となります。そしてその野生味を最大限に生かすために、畑で1粒の種籾から発芽した苗を1本1本手で植えていきます。1本づつ間隔を空けて植えることで土地の栄養分を効率よく吸収し、その分けつ※の量はなんと通常のお米の1.5倍から2倍ほどにも増えていきます。そんな途方もない手間暇をかけて栽培された穂増を醸したお酒の出来映えは一体どんなものなのか、リリース前に当主の神田さんに伺ってみると「非常に手応えを感じている」と興奮気味に話されていました。
柚子のような和柑橘の香りにヨーグルト様の乳性品の香り、笹の葉、ナツメグのスパイシーな香りも感じられます。これまでの産土の中でも最もふくらみのある味わい、そして滋味深く透明感のあるフィニッシュを見せるやや辛口となります。
まさに熊本県和水町のテロワールを映し出すこの1本は、同県の名産である馬刺しの
ごま油に少々塩を利かせた一皿とお楽しみください。穂増の旨味がごま油で更に旨味の加わった馬刺し見事に相乗してゆきます。
(山仁営業開発部 ソムリエ 福田雄人)
※稲の茎の根本から新しい茎が生えてくること。
大橋MWの一言
自らで将来的に実装してゆく様々なアクションをシンボリックに図式化し、それをバックラベルに全て盛り込み、未実装のアクションは暗転させ、実装が叶ったら白く点灯させるという、実にユニークな商品説明を行っている「産土」。今回は手植えや天日干しが点灯し、新たな取り組みを大きくアピールした本年度リリース最高峰の1本の登場です。
膨らむ味わいに対して「フィニッシュの抜けの良さ」は驚愕クラスにあり、花の香酒造の今後が益々楽しみに感じる、常に進化を続ける生産者になります。
日本酒業界の発展を凝視する意味でも、チェックすることをお勧めしたい1本になります。
商品スタイル
・香のスタイル:★★★ (フルーティー★ ⇔ スパイシー★★★★★)
・味のスタイル:★★ (淡麗★ ⇔ 濃醇★★★★★)
・甘辛のスタイル:★★ (辛口★ ⇔ 甘口★★★★★)
<商品概要>
日本酒名:産土(うぶすな)2021 穂増 一本掌植720ml生産者:花の香酒造
特定名称:非公開
米品種:菊池川流域和水町産 穂増
生産地:熊本県
アルコール度数:13%
使用酵母:熊本9号酵母
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アミノ酸度:非公開
精米歩合:非公開
醸造年度:令和4年
商品CD:5682
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価格:8,888円