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産土(うぶすな) 2024 穂増 四農醸 720ml
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全国の日本酒ファンの皆様が待ちに待った、「産土 穂増 四農醸」がいよいよリリースとなりました!この「穂増」は江戸時代に天下第一の米と称された肥後米を代表する品種という歴史を持ちますが、明治時代以降、米の量産が目指されるようになった時代の流れに取り残され、その姿を消したとされていました。しかし2017年、菊池川流域の農家さんが発見し、蔵元がたった40粒の種籾から復活させることに見事に成功しています。先日花の香酒造さんに研修に伺う機会がありましたが、当主の神田さんが「穂増を子供のように可愛がっている」と説明していたのが非常に印象的で、穂増に対する熱く、深い思いを感じた次第です。
その現代に甦った穂増が、2000年続く稲作文化の地である菊池川流域にて無肥料、無農薬で栽培され、生酛造りで醸造されたのがこの1本となります。柚子の柑橘香に英国菓子のトフィーやマシュマロのような香りに、ほのかな笹の葉、ナツメグのようなスパイシーな香りも感じられます。溶存ガスと高い酸味がフレッシュ感を与えながらも、ミッドパレットから余韻にかけては深みのある穀物香の伸びを存分に感じるやや辛口の味わいです。ほのかなスパイシーな香りとガス感が、ナスやオクラのてんぷらと見事な相性を見せます。是非旬の味わいと共に、日本酒の新たな時代の到来を予感させるこの銘酒をお楽しみください。
(山仁営業開発部 ソムリエ 福田雄人)
<大橋MWの一言>
現在日本酒市場で話題沸騰しているこの「産土」の真打の登場です。最初にこの「穂増」の稲を和水町の田んぼに見た際には、「本当にこれは稲なのだろうか?」と驚きました。その穂丈は私の肩ほどまであったように感じ、葉色は一般的な稲の黄緑に比べて遥かに濃い深緑色をし、「大いなる自然」を感じさせる様相でした。
同蔵がその地域に歴史的に伝わる農耕儀礼を丁寧に伝承しながらも、この古代米を見事に復興させ、その醸造に対しても今後更に歴史的なる伝承手法に傾倒してゆくことを鑑みると、そこには現代に蘇った、正に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の様を感じることが出来るはずです。是非1本ゲットして頂き、「現代においては」新たに映る日本酒シーンを感じ取ってみてください。
商品スタイル
・香のスタイル:★★ (フルーティー★ ⇔ スパイシー★★★★★)
・味のスタイル:★★★ (淡麗★ ⇔ 濃醇★★★★★)
・甘辛のスタイル:★★★ (辛口★ ⇔ 甘口★★★★★)
<商品概要>
日本酒名:産土 2024 穂増 四農醸 720ml
生産者:花の香酒造
特定名称:非公開
米品種:菊池川流域和水町産 穂増
生産地:熊本県
アルコール度数:13%
使用酵母:熊本県9号酵母
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アミノ酸度:非公開
精米歩合:非公開
醸造年度:令和6年
商品CD:5222
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