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6月 大橋MWセレクトワイン4本セット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「フルーツ・フォーカスの料理」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
今月は、一皿の上でのフルーツの採用がフォーカスされたお料理に目を向けてみます。昨今の食のシーンでは、特に食のライト化、そして健康志向が大変重要な関心となっています。こうした中、食後のデザートとしてではなく、フルーツをあしらう料理提案も増え、特に女性に大人気となっていることもうかがえます。今回はこうした「フルーツ・フォーカスの料理」に対し、白ワイン1種、ロゼの泡物1種、そして赤ワイン2種のセットをお届けさせて頂きます。
1.早花咲月(さはなさづき)ロゼ 2021 ラン・セッカ スパークリングワイン
2021年の余市町ふるさと応援寄付(ふるさと納税)の返礼品として好評を得たことにより、レギュラー商品としてリリースされることになった、香り高く軽快な微発泡スタイルの1本です。
サイクルロードレースの選手としての経歴を持つラン・セッカ当主の山川慎太郎氏は、奥様が管理していたブドウが「ドメーヌ・タカヒコ」に販売されていた縁で、同ワイナリーで2年間の研修を行い、2018年余市町の登地区、小谷地の沢にワイナリーを設立しました。
微発泡ロゼのスタイルとなるこのワインは、余市町内の3軒の栽培農家から収穫されたナイアガラ種をメインに、20%ほどキャンベル・アーリー種を使用しています。
ファイバー・タンクにて約1週間のスキンコンタクトを伴った野生酵母による発酵の後にプレスを行い、亜硫酸無添加で瓶詰めされ瓶内で二次発酵。その後5か月間熟成されるノン・ドサージュのスタイルに仕上げられています。
ザクロやラズベリーなどの赤い果実とゼラニウムの香り。柔らかな泡立ちとフレッシュな果実味。幾分グリップ感のあるフェノリクスの軽快な微発泡のスパークリングワインになります。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
北海道の余市に近年興ったガレージストとなる同社のロゼ・スパークリングです。当主の山川氏は日本屈指の高名なる生産者となる「ドメーヌ・タカヒコ」の出身!ナイアガラ種とキャンベル・アーリー種による、グレーピーなニュアンスにストロベリーの香り溢れる軽快なる泡物には、正に季節到来の「スイカのガスパチョ」をお楽しみ下さいね!
2.アントル・レ・ミュール ヴィオニエ 2019 シャトー・ル・ドゥヴェイ 白ワイン
ファースト・リリースが2018年の新進気鋭ワイナリーが醸す、チョーキーなミネラリティーを有するハイ・ヴァリューな1本です。
シャトー・ル・ドゥヴェイは、放射線科医師のジャン・シャルル・フォーネ氏と、妻で言語療法士のフローレンス氏がコート・ロティの北側に隣接する、サン・ロマン・アン・ガルに設立した小さなワイナリーです。
「壁に囲まれたヴィオニエ」という意味のこのワインは、ローヌ川右岸の標高360から400メートルに位置する南向きの斜面から、バイオダイナミクスを駆使して栽培された高品質なヴィオニエ種から造られます。
発酵初期はステンレススチール・タンクにて野生酵母による発酵。発酵中盤に500から600リットルの古樽に移された後に、フランス産とオーストリア産の古樽にて10か月間熟成されます。
カリンや黄桃などの果実、スイカズラ、樽由来のわずかなヴァニラの香り。フレッシュで豊かな果実味。チョーキーなミネラル感が余韻に長く残る辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
フランスはローヌ地方コート・ロティ地区近郊の高地に拠点を置く、家族経営の小規模生産者の1本です。高品質なヴィオニエ種が見せる凝縮した滑るような触感と、存分なるスイカズラ様の白いお花の香りには、「白桃とモッツァレラ、カシューナッツ、山椒のサラダ」をご提案させて頂きます!
3.ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2020 タトーマー 赤ワイン
カリフォルニア州南部の冷涼産地で造られた、瑞々しい果実味のピノ・ノワール種の1本です。
タトーマーは、2008年サンタ・バーバラ・カウンティの主要都市であるサンタ・マリアに、リースリング種に魅せられオーストリアはヴァッハウの銘醸蔵「クノール」で研鑽を積んだグラハム・タトーマー氏が設立した小さなワイナリーです。
リースリング種やグリュナー・フェルトリナー種から高品質な辛口の白ワインを生産する一方で、極少量ながら赤ワインも生産しています。
このワインは、サンタ・バーバラのなかでも冷涼な産地として知られる、サンタ・リタ・ヒルズの周辺に位置する、一部バイオダイナミクス農法を含むサステイナブル農法を採用した複数の畑のピノ・ノワール種を使用しています。
全体の33%を全房で発酵され、1日1回のパンチングダウン。発酵後は優しくプレスされフレンチ・オークの古樽で熟成されます。
熟したチェリーやイチゴなどの赤い果実とバラの花、シナモンなどのスパイスの香り。瑞々しい果実味と豊かな酸味、柔らかなタンニンのライトボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
ワイン生産大国アメリカにおいて、特にピノ・ノワール種におけるその存在感を益々高めてきた感のあるサンタ・バーバラ地区。オーストリアの頂点格「クノール」に師事した名手タトーマー家が醸す同品種の赤ワインの完熟チェリーの香りには、「ベーコンと焼きリンゴのホットサンド」が抜群の相性を見せてきます。
4.エステート・ゴイチ シラー 2019 五一わいん 赤ワイン
桔梗ヶ原の歴史的なメルロー種の造り手が、クールクライメートのシラー種で醸す、豊かな白胡椒の香りを有する1本です。
長野県は塩尻市の標高700メートルに居を構える五一わいんは、100年を超えるワイン醸造の歴史を持つ、この地のパイオニアとなるワイナリーです。
現会長の林幹雄氏がメルシャンの浅井昭吾氏に、契約農家のブドウを自らが苦労を重ね栽培をし続けてきたメルロー種への改植を勧め、後に偉大なるワインが出来上がったエピソードは、今では語り草となっています。
エステート・シリーズは、奈良井川右岸に位置する小石混じりの礫層に火山灰が堆積する水捌けの良い土壌の自社畑のブドウを100%使用したキュヴェになります。ここでは「ハヤシ・スマート・システム」と称される、枝を東西南北に伸ばし、全て北向きに新梢を伸ばすことで、整然としたブドウの樹形を作る棚栽培を実践しています。
収穫したブドウは、ステンレススチール・タンクにて20日間の発酵。フレンチ・オーク樽で12か月間の熟成の後に、ステンレススチール・タンクに移され6か月間熟成されます。
ブラックベリーやブラックチェリーなどの果実、ロタンドンヌと称される白胡椒の香り。ジューシーな果実味と豊かな酸味。きめ細やかなタンニンのミディアムボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
日本各地で成功例が多くみられる品種、シラー。長野県は塩尻市の雄となる五一わいんでは、寒冷地「桔梗ヶ原」から、類い稀なる高いヴァリューのクールクライメート・シラーが醸されています。ホワイトペッパー、そしてみずみずしさを見せるブラックベリーの香りには「アメリカンチェリー・フォーカスのミートソース・パスタ」をお楽しみください。
・ クール便をご希望のお客さまは配送方法の指定で「クール便」をご選択ください。
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単品でお買い求め頂くよりお得になっております。
(単品合計:14,540円)
是非ご検討ください。