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5月 大橋MWセレクトワイン4本セット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「ヴィーガン料理」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
今月は、現在料飲店のメニューにも採用頻度が増し、話題性、そして人気も高まっている「ヴィーガン、すなわち完全菜食なるお料理」をテーマとして、ワインを選定させて頂きました。このスタイルのお料理は、菜食主義者の方々だけを対象にしたものではなく、ライトスタイルのお料理を楽しみたい、そして疲れたお腹を少し休めたいというご要望にも対応可能なものとなります。とてもユニークな白ワインと赤ワインの2種ずつのセットをお楽しみ下さいね!
1.マンツォーニ・ビアンコ フォンタナサンタ 2019 フォラドリ 白ワイン
イタリア北部、トレンティーノにおいて、バイオダイナミクスを駆使したワイン造りのカリスマ的存在であるエリザベッタ・フォラドリ氏が醸す、ミネラル感あふれる白ワインの1本です。
当主のエリザベッタ氏は1990年代に、亡き父ロベルト氏が遺した当時無名の土着品種、テロルデゴ種をバリックの導入や収量制限などによって一躍スターダムへと押し上げ、同品種の伝道師として世界的に注目をされた人物になります。
新しい技術を取り入れながら品質を高め、最終的にたどり着いたのが畑における生物多様性であり、10年以上も前から自家製のプレパラシオンを用いてバイオダイナミクスを実践しています。
このワインは、トレント市街地の北に位置する丘陵地、石灰分を多く含む粘土質土壌のフォンタナサンタの畑で栽培された土着品種、マンツォーニ・ビアンコ種から造られています。
セメント・タンクにて果皮ごと2週間の発酵。その後、アカシアの樽で12か月間熟成されます。
オレンジやアプリコットなどの果実やミモザの花、ほのかなシェリーの香り。凝縮した果実味と穏やかな酸味。塩味を感じる豊富なミネラル感の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
北部イタリアを中心として栽培されるマイナー品種*の非常に珍しい1本です。醸造法由来の強いガーリックのような香りを中心に、柚子やスイートピーの芳香性、そして優しい味わいの軽めのオレンジスタイルとなります。クミンやカルダモンで少し香りを付けた「カリフラワーのロースト」を存分に味わって頂きたく思います。
*マンツォーニ・ビアンコ:リースリング種×ピノ・ビアンコ種の交配種
2.パルセラリオス・カラルコバ アルバリーニョ 2019 エウロヒオ・ポマレス
世界市場では魚介類との定番ワインとして親しまれている、アルバリーニョ種から造られたクリーミーなテクスチャーの辛口ワインになります。
このワインは、リアス・バイシャスにおけるアルバリーニョ・ワインの牽引者的ワイナリー、「サラテ」のオーナーであるエウロヒオ・ポマレス氏が、2015年に自らの名前を冠して立ち上げた小規模な個人プロジェクトの1本になります。
夏に涼しく冬に温暖な大西洋に影響を受けた海洋性気候のもと、エウロヒオ氏の義父母が所有するウミア川河口近くの「カラルコバ」と称する畑から、一部バイオダイナミクス農法を採用して高品質なブドウを栽培しています。
手摘みで収穫されたブドウは、ホールバンチ・プレスの後に1,200リットルの栗樽にて野生酵母による発酵。その後、同樽内で8か月間、リーズ・コンタクトの状態で熟成されます。
黄桃や洋梨などのストーンフルーツやレモングラス、ジャスミン・ティーの香り。フレッシュな果実味と際立った酸味。塩味を感じるミネラル感とクリーミーな余韻の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
日本市場にはすっかりと浸透してきた、スペインはリアス・バイシャス地方のアルバリーニョ種の最高峰の1本をご案内させて頂きます。フジ林檎やアカシアの花、水出し緑茶のような香りと洋ナシのタルトのような見事なフレーヴァーのこの白ワインには、「高野豆腐の揚げ煮」を合わせてみましょう!
3.コレクション ガムザ 2017 ボロヴィッツァ 赤ワイン
ハンガリーを中心に広く東ヨーロッパで栽培されていた、カダルカ種のブルガリアでの呼び名であるガムザ種から造られたフレッシュで透明感のある1本です。
ボロヴィッツァは、経験豊かな2人のワインメーカーである、オグニャン・ツヴェタノフ氏とアドリアナ・スレブリノヴァ氏によって2005年、ブルガリア北西部はセルビア国境近く、バルカン山脈の麓に位置するボロヴィッツァ村に設立されました。
日中は温暖ながらも、夕方にはドナウ川やバルカン山脈から涼しい風が吹くことにより、1日の寒暖差が大きな、ブドウ栽培に適した気候条件となっています。
標高250メートルに位置する酸化鉄を含む砂質土壌の畑から、農薬や除草剤を使用せずに栽培されたガムザ種を100%使用。全体の70%をステンレススチール・タンク、30%をブルガリアン・オークの発酵槽で主発酵の後に、ブルガリアン・オーク樽にてマロラクティック発酵。その後、ステンレススチール・タンクに移され3か月間、そしてブルガリアン・オーク樽にて12か月から18か月間熟成されます。
レッドチェリーやクランベリーなどの赤い果実やオーク樽の香り。フレッシュな果実味と生き生きとした酸味。柔らかできめ細やかなタンニンのミディアムマイナスボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
世界中のワイン産地において、女性が最も活躍しているワイン生産国がこのワインの産地、ブルガリアとなります。土着品種ガムザによるハイビスカス・ティーやプラム、ザクロの香りと高い酸味、そして控え目なタンニンを特徴とするこの1本には、「ビーツのタルタル」がお勧めです。
4.グランポレール 山梨甲斐ノワール 特別仕込み 2018 サッポロビール 赤ワイン
「ワイン県」山梨県が開発した黒ブドウ品種から造られる、ほのかにグリーンなトーンを感じさせるミディアムボディの1本です。
グランポレールは、大手ビールメーカーであるサッポロビールが、2003年に立ち上げた、北海道、長野、山梨、岡山の4つの産地のブドウからプレミアムなワインを醸す、同社の上級ブランドになります。
このワインは、グランポレール勝沼ワイナリー周辺の重川左岸エリアを中心とした契約農家で栽培された、ブラッククイーン種とカベルネ・ソーヴィニョン種の交配品種である、甲斐ノワール種から造られており、色付きや糖度、食味に優れた熟度の高いブドウだけを厳選した特別なキュヴェになります。
5,000リットルのステンレススチール・タンクで10日間にわたり、パンチング・ダウンとポンピング・オーバーを併用しながらのマセレーション。同タンクで発酵の後に新樽比率20%のフレンチ・オークの小樽にて19か月間の熟成を行っています。
ややもするとマイナスと捉えられる「メトキシピラジン」と称する、この品種の特徴的なピーマン様の香りは非常に抑えられ、非常にエレガントなスタイルに仕上げられています。
ブラックベリーやブルーベリーなどの果実、ピーマンやクローヴ、土の香り。フレッシュでしっかりと感じられる酸味と滑らかなタンニンのミディアムボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
ブラッククイーン種にカベルネ・ソーヴィニョン種を掛け合わせた日本交雑種となる、この甲斐ノワールにおける最高峰の一つがこのワインとなります。桑の実や滋味深さを感じさせる獣肉系の香りのこの1本には、様々なマッシュルームの素揚げをトマトと煮込んだソースの「ヴィーガン風ボロネーゼ」をお楽しみ頂きたく思います。
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単品でお買い求め頂くよりお得になっております。
(単品合計:13,970円)
是非ご検討ください。