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3月 大橋MWセレクトワイン4本セット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「ブリティッシュ・キュイジーヌ」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
過去、巷では、西洋において最も美味しくないお料理なのでは?とさえ言われていた感がある英国料理。しかし現在、ロンドンは、世界中の料理形態のトレンドがひしめき合う、料理の世界においても筆頭格の国際都市にまで成長しています。インド料理、イタリアン料理の影響も多大に受けながらも、英国の独自性を見せる素晴らしいお料理の数々を再認識しながら、スタイルの違う白2種、オレンジ1種、そして赤ワイン1種の盛り沢山なスタイルのワインセットを是非ともお楽しみ下さいね。
1.エステート ピノ・グリ 2019 クメウ・リヴァー 白ワイン
ニュージーランド初のマスター・オブ・ワインである、マイケル・ブライコヴィッチMWが醸す、北イタリアに比べると比較的ウエイトが高めのピノ・グリ種の1本です。
クメウ・リヴァーはユーゴスラビアから移住してきたブライコヴィッチ家が1944年、オークランドの北西、約20キロに位置するクメウ地区に設立したワイナリーです。
2015年にイギリスで行われたシャルドネ種のブラインド・テイスティングにおいて、並み居るブルゴーニュのワインに勝利したことが、ワイン・アドヴォケイト誌、そしてジャンシス・ロビンソンMWによるブログから発信され、全世界に広く知られるようになりました。
手摘みでの収穫の後にホールバンチ・プレスを行い、野生酵母にてステンレススチール・タンクで発酵。一部マロラクティック発酵を行っています。
洋梨や黄桃などのストーンフルーツ、ナッツやスイカズラの香り。クリーミーな口当たりと豊かな果実味。中程度の酸味としっかりと感じられるミネラル感の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
英国料理の定番中の定番「フィッシュ&チップス」。皆に愛される、そしてお手軽な一皿ゆえに、ロンドン流のワインの合わせ方を楽しんでみたいものです。英国の影響を多大に受けた国、ニュージーランドの傑出した超一流生産者による、爽快ながらもストーンフルーツの深みのあるピノ・グリ種の1本をお楽しみ下さい。
2.モンド 2019 カンタラピエドラ・ヴィティクルトール オレンジワイン
ヴェルデホ種に特化した、スペインはカスティーリャ・イ・レオンの新星ワイナリーが醸す、フリウリの多くのワインとウエイト的には同格のテクスチャーを持つスタイルながら、幾分標高の高さに由来する酸味の高さが印象的なオレンジワインです。
カンタラピエドラ・ヴィティクルトールは、2014年に大学院を卒業したばかりの若き醸造家マヌエル・カンタラピエドラ・モヤノ氏と父で栽培家のイサック・カンタラピエドラ氏が設立した新しいワイナリーです。
マヌエル氏の祖父の代の1949年にヴェルデホ種を植樹して以来、D.O.ルエダの優良ワイナリーにブドウを販売していましたが、父イサック氏の代より硫黄も使用しない完全オーガニック栽培を実践し、現在は一部バイオダイナミクスに取り組んでいます。
D.O.ルエダ内にありながらも、自分たちの造るヴェルデホ種の個性を活かしたワインと、多くの生産者が培養酵母を使用して造るトロピカルなアロマを呈するワインとでは、品質がかけ離れていると感じ、現在のD.O.加入には否定的な考えを持っている生産者です。
除梗したヴェルデホ種を開放桶にて24日間のマセレーションと野生酵母での発酵。極めて軽くプレスした後に、600リットルのフレンチ・オークの古樽にて澱引きせず11か月間熟成。その後、ステンレススチール・タンクに移し替えられます。
オレンジピールやグレープフルーツ、白胡椒やフェンネルなどハーブの香り。やや高めの酸と塩味を感じる豊かなミネラル感。軽快なフェノリクスの辛口のスタイルになります。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
世界各国に豚バラ料理は沢山ありますが、この国の「ポークベリー」は大変シンボリックな英国料理となります。食べ応えのある厚切り豚肉の、素朴な野趣をも楽しむ牧歌的な味わいには、スペインのガリシア地方産のヴェルデホ種による、ライトなスタイルのオレンジワインをご用意させて頂きました。
3.バハラハー リースリング カビネット ファインヘルプ 2019 ラッツェンベルガー
ドイツ最優秀醸造家受賞ワイナリーが醸す、クラシックなスタイルのやや甘口の白ワインです。
世界遺産であるライン渓谷中流上部、ワインはもちろんのこと、その美しい景観でも有名な川下りの寄港地であるバハラハー村に居を構えるラッツェンベルガー。
当主のヨハン・ラッツェンベルガー氏は、最大斜度60度にもなる急峻な斜面から、バイオダイナミクス農法を用いた低収量のブドウを使用して高品質なワインを生産しています。
標高が高く1日の寒暖差が大きなこの地ではブドウはゆっくりと成熟するため、複雑性のある香り豊かで酸味のしっかりとしたリースリング種が収穫されています。
低温で長時間の発酵と熟成を行っており、ほのかにクリーミーなテクスチャーさえ楽しめる1本です。
青リンゴやレモン、菩提樹などの白いお花の香り。優しい甘味とフレッシュで爽やかな酸、ほんの少し苦みを感じる豊かなミネラル感のやや甘口のスタイルになります。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
英国にはインド料理店が非常に多く、「ケジャリー(英国風カレーピラフ)」と称するお米料理は、英国とインドのフュージョン料理として大人気の一皿です。スパイシーなカレー風味には、爽快なる果実味、そしてほのかな甘みを有するドイツ産リースリング種の、バイオダイナミクス農法による一流生産者の1本を是非お試しください。
4.シラーズ 2019 ショウ・アンド・スミス 赤ワイン
二人のマスター・オブ・ワインを擁するオーストラリアの代表的なワイナリーが醸す、クール・クライメート・シラーズの1本になります。
ショウ・アンド・スミスは、英国外では初のマスター・オブ・ワインの学位を取得したマイケル・ヒル・スミスMWと、従弟でフライング・ワインメーカーとして活躍するマーティン・ショウ氏が1989年にアデレード・ヒルズの地に設立したワイナリーです。
2010年にはマーケッターとしてデイヴィッド・ルミアMW、2013年にはシニア・ワインメーカーとしてアダム・ワデウィッツ氏が加入し、現在はこの最高のチームで途方もないレヴェルのコスト・パフォーマンスを誇るワインを手掛けています
冷涼なマウント・ロフティ山麓で栽培されたシラーズ種を全房比率40%で発酵。新樽比率30%の500Lフレンチ・オーク樽で12か月間熟成しています。
熟したプラムやブルーベリー、ブラック・ペッパーの香り。完熟度合由来の僅かながらの甘さを連想させる果実のニュアンス。しっかりと感じられる酸味ときめ細やかなタンニンのミディアムボディのスタイルとなります。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
牛挽肉をバターたっぷりのサクサクパイ生地で包んで焼き上げた「ミートパイ」。詰まった「肉々しさ」を香ばしさやクリーミーさでつないだ素晴らしき、この英国伝統料理の味わいには、丸みのあるテクスチャーを持ちながらも、ペッパリーさ、そしてキメの細かい果実味とタンニンを見せるオーストラリア産シラーズ種の逸品をご堪能ください。
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