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穂坂マスカット・ベリーA　2019　シャトー・メルシャン　赤ワイン

穂坂マスカット・ベリーA　2019　シャトー・メルシャン　赤ワイン

日本ワインのブドウ品種において、甲州種に次いで多く栽培されているマスカット・ベリーA種から造られる高品質な1本です。
1877年からの日本一長い歴史を持つ、日本ワインの原点ともいえる生産者シャトー・メルシャンは、チーフ・ワインメーカーの安蔵光弘氏を中心に伝統的な醸造技術の継承と、多くの栽培、醸造有識者との共同研究による先進的な製法の開発により高品質なワイン造りを可能にしています。
このワインには「フォクシー・フレーヴァー」と称される、ブドウジュースのような甘やかさを連想させる香りを控えめに仕上がることで知られる、韮崎市穂坂地区産のマスカット・ベリーA種が使用されています。甲府盆地北西部の標高350ｍから600ｍに位置する、日照に恵まれた昼夜の寒暖差が大きな畑から、熟度が高く酸味のしっかりとしたブドウが収穫されています。
ステンレススチール・タンクにて約10日間の発酵、その後オーク樽にて約25か月間熟成されます。
イチゴやブルーベリーなどの果実、オーク樽、シナモンなどのスパイスの香り。豊かな果実味とやや高めの酸味。柔らかなタンニンのミディアムボディのスタイルです。
このワインの持つ豊かな果実味とオーク樽の香りには、タレでいただく焼き鳥の甘香ばしさが素晴らしい相乗を見せてくれます。

＜大橋MWの一言＞
　時としてジューシーすぎるハイブリッド種の性ゆえに、食事との相性が限定的にならざるを得ないこの品種。メルシャンの醸造アプローチ、特にアメリカン・オークを使用してココナッツ様のフレーヴァーを品良く付加することに成功し、更にこの「穂坂」という同品種随一の産地から原料調達をしていることが、見事な品質にまでこのワインを導いていると言えるでしょう。
　最近他国のMWsともこのワインについて意見交換をしていますが、特に香港のジニー・チョー・リーMWや米国のクリスティー・カンタベリーMW、すなわち女性MWsの間で非常に人気が高かったことが印象的です！

＜商品概要＞
ワイン名：HOSAKA MUSCAT BAILEY A /穂坂マスカット・ベリーA
生産者：Chateau Mercian /シャトー・メルシャン
ブドウ品種：Muscat Bailey A /マスカット・ベリーA
ワインタイプ：Red /赤ワイン
生産国：Japan /日本
生産地：Nirasaki, Yamanashi /山梨県, 韮崎市
ヴィンテージ：2017
商品CD：50604
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