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2月 大橋MWセレクトワイン4本セット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「モダン・アメリカン・キュイジーヌ」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
テーマ:モダン・アメリカン・キュイジーヌ
厳寒期の到来です。残念ながらコロナ禍から日本が完全に開放されるのはまだ先のような気配です。皆様の家飲みが限りなく楽しく盛り上がれるよう、先月も敢えて「無国籍で」お鍋料理を提案させて頂きましたが、今月は「モダン・アメリカン・キュイジーヌ」を取り上げたいと思います。意外と身近にありながらも中々意識出来なかった4種のお料理に、白ワインと赤ワインを2種類ずつ選択させて頂きました。是非ご自宅でこだわりを展開して頂きたく思います!
1.シュヴルニー・ブラン 2018 ドメーヌ・ド・ヴェイユー 白ワイン
有機的な農業を実践し、ローインプットなワインを合理的に造り出す、ハイ・ヴァリューな生産者の1本になります。
ロワール河中流域の都市ブロワから南に20㎞に位置するフジェール・シュール・ビエーヴルに居を構えるドメーヌ・ド・ヴェイユーは、1985年に現当主のミッシェル・ケニオ氏が6代目として受け継ぎ、1995年よりバイオダイナミクス農法を実践する生産者です。
近隣の畑の影響を受けない、バイオダイナミクス農法を実践するうえでは理想的な防⾵林で囲まれた25haの自社畑では、部分的な農作業の機械化導入によって、劇的にハイ・ヴァリューなワインの生産に成功しています。
ドメーヌ元詰め以外では、同地区の巨匠ティエリー・ピュズラ氏などにもブドウを供給していることから、その高品質さをうかがい知ることができます。
前年と同様に早熟となった2018年ヴィンテージ。例年より2週間早く収穫されたソーヴィニョン・ブラン種とムニュ・ピノー種を、セメント・タンクで自然酵母により20日間の発酵、その後同タンクにて10か月間熟成されます。
青リンゴや白桃、レモングラスの香り。フルーティーで透明感のある果実味。豊かな酸味と滋味深いミネラル感の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
日本でも多くの方々から愛される、メキシコを発祥とするレタス主体の「シーザー・サラダ」。皆に愛される一皿ゆえに上手にワインを合わせて楽しみたいですよね!同様のハーブ香を有するソーヴィニョン・ブラン種に、更に協調する果実味まで加わった、バイオダイナミクス農法を採用する一流生産者の白ワインを是非お楽しみください。
2.ロエロ・アルネイス 2020 ブルーノ・ジャコーザ 白ワイン
ピエモンテ州の伝統派ワイナリーが、土着品種から造る高品質な白ワインの1本になります。
ブルーノ・ジャコーザは、バルバレスコ最高峰の造り手として「ガヤ」と双璧を成し、傑出したバローロのトップ・キュヴェは「バローロのロマネ・コンティ」と称賛される、イタリアを代表するワイナリーのひとつです。赤ワインに注目が集まる一方で、ピエモンテ州の土着品種であるアルネイス種から「ロエロ・アルネイスのお手本」と言われる、非常に完成度の高い白ワインも生産しています。
先代当主のブルーノ・ジャコーザ氏は仲買人としての側面を持ち、自らのワインを生産するエリアの畑をすべて把握していたと言われています。自社畑のみではなく、信頼のおける栽培農家から優れたブドウを購入することもワイナリーの特徴のひとつとなります。
2018年からは他界したブルーノ氏の遺志を継ぎ、娘であるブルーナ氏が指揮を執り高品質なワインを生産しています。
このワインは4つの村から厳選された区画のブドウを使用し、ステンレススチール・タンクにて25日間発酵。その後、同タンクにて4か月間熟成されます。
レモンやグレープフルーツなどの柑橘、白桃や洋梨、蜂蜜の香り。フレッシュな柑橘と熟したストーンフルーツによる複雑で豊かな果実味。厚みのあるミネラル感の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
高級食材をカジュアルに、といったコンセプトの「ロブスターロール」。都内にも続々と専門店が開業し、今やモダン・アメリカンを代表する大人気の料理となっています。海老素材は香り高い品種との相性が良いことで知られますが、イタリアを代表するアロマティック品種となるアルネイス種の上物をご用意しております!
3.アルガーノ フォーゴ NV 勝沼醸造 赤ワイン
甲斐の戦国大名、武田信玄の軍旗に印された「風林火山」をワイン名に有したキュヴェの中から「火」を意味する赤ワインの1本になります。
山梨県甲州市は勝沼町の地に1937年に創業した勝沼醸造の有賀家は、武田勝頼の側近であった系譜であり「武田菱」を家紋に持つ由緒正しい家柄になります。
栽培醸造責任者の有賀裕剛氏はブルゴーニュでの研鑽の後に、勝沼醸造で取締役を務めていた現98ワインズ代表の平山繁之氏に師事し、極力酸化防止剤に頼らない醸造テクニックを学び実践しています。
ポルトガル語で「アルガの火」を意味するこのワインは、「日本のワイン用ブドウの父」である川上善兵衛氏が交配したマスカット・ベリーA種とアリカント種、そしてこの地の土着品種である甲州種を使用しステンレススチール・タンクで発酵。後に同タンクにて約10か月間熟成されます。
イチゴやレッドチェリー、ザクロなどの赤い果実の香り。ジューシーな果実味と生き生きとした酸味。柔らかなタンニンのライトボティのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
ケイジャン料理として知られる「ジャンバラヤ」もアメリカを代表する人気料理の一つ。お肉や野菜を素材に、タバスコを使用したりしてスパイシーに仕上げたご飯物の一皿には、辛さを緩衝させるジューシーな果実味が特徴の日本品種、マスカット・ベリーA種の素晴らしい1本がとても良く映えると思います。
4.ロメリオ 2019 レタ 赤ワイン
チリ最優秀ワインメーカーに2度輝いたマルセロ・レタマル氏が、2019年に立ち上げた、自らの愛称「レタ」を冠した新しいプロジェクトの1本になります。
マルセロ・レタマル氏は、長年「デ・マルティノ」のチーフ・ワインメーカーとして活躍してきましたが、2021年「レタ」のリリースと時を同じくして独立。「天空のテロワール」と称される標高約2,200mに位置するエルキ・ヴァレーの「アルコウアス」も手掛ける、チリのファイン・ワイン界を牽引する造り手のひとりです。
このワインは、マルセロ氏の故郷マウレ・ヴァレーの最北端に位置する海岸山脈の一部、リマヴィダの丘で栽培された樹齢75年以上の自根のブドウから造られています。年間積算温度1,200度とブルゴーニュより涼しい気候から、灌漑をせずに栽培されたマルベック種を主体に、混植されているサンソー種とパイス種が使用されています。
収穫したブドウは、コンクリートの発酵槽で全体の40%を全房にて30日間発酵。後に古樽のバリックで27か月間熟成されます。
レッドチェリーやブラッドオレンジ、ラベンダーやナツメグの香り。フレッシュでピュアな果実味。繊細で豊かな酸と優しいタンニンのミディアムボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
アメリカを代表する「ハンバーガー」は日本市場においても進化を遂げていますよね!牛肉の等級や産地にこだわる高級ハンバーガー屋さんにも、都内では長い行列が出来るようになっています。今回は、ジューシーさは感じながらもシリアスに仕上がっている、かなり珍しいチリ産のマルベック種の高級品を是非お試し頂きたく思います。
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単品でお買い求め頂くよりお得になっております。
(単品合計:14,271円)
是非ご検討ください。