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8月 MWワインセット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「焼き鳥」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
テーマ:焼き鳥
夏はどうしてもしっかりとしたお肉料理は敬遠されがちですよね。そんな中、「鶏」は比較的ライト・ウエイトなお肉素材として人気があることでしょう。日本では大変高品質な地鶏が多種飼育され、近年自宅で楽しめる焼き鳥キットやベランダでの焼き鳥スタンド等が話題になっています。今回はそんな「焼き鳥」に焦点を当てて、白ワイン2種、ロゼワイン1種、そして赤ワイン1種をご提案させて頂きます。このワインセットで焼き鳥をお楽しみ頂き、夏場のスタミナ確保を計画してみましょう!
1.クロ・ド・クラップ ホワイト 2019 ニーポート 白ワイン
ポルトガル北西部、ドウロ地方の4種類の土着品種から造られる白ワインの1本です。
ユネスコ世界遺産である「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」のクルーズで有名な、ドウロ渓谷に居を構えるニーポートは、最高品質のポート・ワインの造り手として広く知られています。現在ポート・ワインの消費減少によりスティル・ワインへの転換への気運が高まるなか、5代目にあたる現当主のデュルク・ニーポート氏が生産する高品質なスティル・ワインに世界的注目が集まっています。
ドウロ渓谷の標高500メートルに位置する、南東向きの斜面から樹齢80年のブドウを手摘みで収穫。ホールバンチ・プレスの後、ステンレススチール・タンクにて低温で発酵を行います。小樽に移され発酵を継続しマロラクティック発酵を行い9か月間熟成されます
レモンピールや白桃などの果実香、ジャスミンやオーク樽の香りと若干の還元的なニュアンス。非常にフレッシュな酸味とチョーキーなミネラル感を持つ辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
その景観がユネスコ世界遺産に認定されているポルトガルのドウロ渓谷の、標高500mのテラスの畑の4種のブドウから混醸される、フローラルな、そして爽やかなミネラル感を存分に有した辛口白ワインとなります。引き締まったお肉の旨味を楽しめる「せせり串」を岩塩で楽しんで頂きたい1本となります。
2.ウォーターヴェール リースリング 2020 コーナー・ワイン 白ワイン
世界でも有数なリースリング種の産地として知られている、サウス・オーストラリア州はクレア・ヴァレー産の自然派ワインの1本です。
コーナー・ワインズは、ブドウ農家に生まれたデーモン・コーナー氏とジョナサン・コーナー氏の兄弟によって2014年クレア・ヴァレーの地に設立されました。
アデレード大学を卒業後、オーストラリア国内の銘醸やフランスのアルザス、シャブリなどで研鑽を積んだ兄のデーモン氏は、自身のワイナリー設立から僅か6年で、オーストラリアで優れた若手醸造家に贈られる大きな栄誉である「Young Gun of Wine」2019年のウィナーに輝いた逸材として大変注目を集めています。
ウォーターヴェールにある3つの区画から、平均樹齢45年のリースリング種を手摘みにて収穫。18時間のスキンコンタクトを行い、全体の60%をステンレススチール・タンク、30%をセラミック製エッグ・タンク、10%をスラヴォニアン・オークの樽で、野生酵母による発酵。その後、ステンレススチール・タンクにブレンドされ、リーズ・コンタクトの状態で8か月間熟成されます。
レモンやライムなどの柑橘や白桃、生姜のようなスパイスの香り。柔らかなテクスチャーながら高めの酸味とチョーキーなミネラル感。アルコール度数11.6%とライトボディな辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
南半球オーストラリアのヤングガン*に選ばれた、豪州自然派ワイン業界の雄の登場です。同国きってのリースリング種栽培のアイコンの地と言える、クレア・ヴァレー産の滋味深い酸味、そしてほのかなグリップ感には、カリカリな触感や油脂分を楽しめる「手羽先」にレモンを掛け、やはり岩塩でお楽しみください。
3.バンドール ロゼ 2020 ドメーヌ・タンピエ ロゼワイン
「バンドールの父」と呼ばれ、ムールヴェードル種、そしてバンドールというアペラシオンの地位向上に尽力した、2代前の当主リュシアン・ペイロー氏が、1943年から醸し始めた、このドメーヌの代名詞となるロゼワインです。
2000年にドメーヌ・オットをはじめ南仏で10年近く活躍した、ダニエル・ラヴィエ氏をドメーヌのディレクター兼ワインメーカーに迎えると、彼の見事な手腕によってフランスで最も権威のあるワイン・ガイド誌のひとつ「メイユール・ヴァン・ド・フランス」2011年版にて、プロヴァンスで唯一となるボルドー5大シャトーなどと並び称される3つ星を獲得しました。その圧倒的な業績と名声において、このドメーヌ・タンピエは今やプロヴァンス全てのワイナリーのベンチマークとなっていると言える生産者となります。
バイオダイナミクス農法を実践した高品質な黒ブドウをゆっくりと圧搾し、果皮からほんのりと色が移った果汁を温度管理のできるステンレススチール・タンクまたは、セメント・タンクにて12度での低温発酵。その後、同タンクにて赤ワインからセニエしたロットを5~10%ブレンドし、6か月から8か月間熟成されます。
ブラッドオレンジやアプリコット、マジョラムや白胡椒の香り。切れの良い酸と豊かなミネラル感の辛口のスタイルになります。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
世界市場への輸出が破竹の勢いで伸びているフランスのプロヴァンス地方産のロゼワイン。そんな中でも弊社MWの大橋が「世界のロゼワイン三指」として掲げる超高品質なる1本がこの生産者のバンドールです。「鶏ムネ正肉の紫蘇、梅肉乗せ」をお楽しみ頂き、このワインの精妙なるバランスを味わって頂きたいと思います。
4.ボージョレ 2019 シャトー・カンボン 赤ワイン
「自然派ワインの父」と呼ばれ、世界中のワイン関係者に多大なる影響を与えた、故マルセル・ラピエール氏が携わったワイナリーの1本です。
シャトー・カンボンは、1900年代の初頭にフランスとイギリスの外交で活躍をした、ポール・カンボンを輩出したカンボン家が長年管理していた、ボージョレ地区において別格の歴史を誇るワイナリーになります。マルセル・ラピエール氏が1995年に購入して以降、畑や醸造所を少しずつ整備し、自然派のアプローチでワイン造りを実践してきました。
マルセル氏が逝去した2010年以降は、家族経営のドメーヌ・マルセル・ラピエールを息子のマチュー氏が、シャトー・カンボンを(マルセル氏の幼馴染でワイナリーの共同経営者でもあった)ジャン・クロード・シャヌデ氏が引き継いでいます。
粘土質土壌からなる様々な区画の平均樹齢50年のガメ・ノワール種を、涼しいセラー内にある大型の発酵槽でセミ・カーボニック・マセレーション、同時に野生酵母にて発酵。完全に発酵の終わらない段階でプレスし、小樽に移され発酵を続けられます。その後、1,000
リットルの大樽にて熟成されます。
レッドチェリーやラズベリーなどの果実、バラの花弁やクローヴの香り。フレッシュな果実味と豊かな酸味、柔らかなタンニンのライトボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
フランスではAOPに認定される「ブレス鶏」との相性で知られるボージョレ。そんな同地区に居を構えるフランス自然派ワイン業界のカリスマ「マルセル・ラピエール氏」がかつては率いた、伝説のネゴシアン産の1本です。湧き立つような果実味とこの軽快なウエイトは「鶏モモの葱間」をタレでも岩塩でも楽しめる、マルチな相性を発揮します!
・ クール便をご希望のお客さまは配送方法の指定で「クール便」をご選択ください。
・他の商品と合わせて5本以上ご購入される場合は、本数に見合った送料をご選択ください。
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単品でお買い求め頂くよりお得になっております。
(単品合計:14,058円)
是非ご検討ください。