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2020/06/15 10:39
次世代を担う多くの若手蔵から多くの信頼を集める、正に「お米をくぐった水の表現」!
「東洋美人」を醸す澄川酒造場の創業は1921年(大正10年)。
約100年の歴史を持ち、幕末ゆかりの名所が多い山口県は萩市の東北端、島根県にほど近い田園風景が広がる地に蔵を構えます。
自然が豊かなこの地は海・川・山の幸が豊富で、古くから美食文化が栄えた土地として知られ、萩市には数々の天然記念物(明神池、指月山など)も存在します。
銘柄「東洋美人」のその命名には諸説があるようですが、初代当主が亡き妻を想い命名したとされており、その酒質同様、可憐で綺麗なイメージが想像されます。
5代目現当主となる澄川宣史氏は、伝統を重んじながらも日本酒の新たな可能性とその発展を求め、日々果敢に挑戦し続ける精神のもと、月山系石清水を仕込水として使用した透明感のある酒、澄川氏曰く「米をくぐった水の表現」を目指して日々研鑽を続けています。
同氏は銘酒「十四代」で修業を積んだ辣腕であり、2008年洞爺湖サミットにおいても「晩餐会使用酒」として外務省よりオファーを受けた実力派として、現在同氏を慕う後輩酒蔵が後を絶ちません。
全国でも取扱いを認められた酒販店がごく限られているこの希少蔵。
同蔵の透明感あふれる逸品を、下関特産でもあるふぐ料理、やはりこの地の特産で知られるイカ料理等とご一緒にお楽しみ頂ければ幸いです。