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2020/06/15 10:07

使用米の自社栽培比率95%!新潟産にこだわる、正に日本が世界に誇るドメーヌ・スタイルの名門です。

「根知男山」を醸し出す渡辺酒造店は、創業1868年(明治元年)、140年以上の歴史を誇る酒蔵です。

新潟は西の端、富山県に隣接する糸魚川市の山合い、「根知谷」と呼ばれる、冬は3メートルを越す豪雪地域に居を構え、その上流には日本百名水のひとつ、雨飾山があります。

やわらかな地下水で、地元根知谷産原料米と相まって上質な酒を醸し出します。

 この蔵は「新潟県で生まれた」酒造好適米のみの使用に徹底的にこだわります。

日本を代表する「五百万石」、そして「越淡麗」の自社栽培を行い、全使用米におけるその自社栽培比率は何と95%!

これは日本酒業界では最もドメーヌに近い酒蔵であることを意味してます。

これまで日本酒業界ではほとんど話題にならなかった、「米造りから酒造りまでの一貫した生産体制」を貫き、未だ「誰も真似ができないお酒造り」を、しかも新潟県を強烈に推す形で成功させているのです!

 現当主、渡辺吉樹氏は酒造米の鑑定官でもあり、地元良質米を産する田んぼを十分に知り尽くしております。

その良質の田んぼを、あえて厳しい環境にさらし、より自然な状態で育成した「強い稚苗」を使用して、無化学肥料に耐えうるたくましい稲に育てて行きます。

 その二つの酒造好適米から醸される「根知ブランド」という銘柄は、柔らかで優しい穀物、バナナ、そしてハーブのような香りを有した、口当たりもやさしく滑らか、程良い甘味、冷やして飲んだ時にもキレを感じる喉越し、均整の取れた美味しい日本酒に仕上がります。

 そしてこの「根知ブランド」にはヴィンテージ表記がなされています。
その年々の気候状態を映し出したそれぞれの香味の違い。
また、熟成を重ねてオールドヴィンテージとして楽しむ事も出来ます。
農業を実践するからこ生み出されたこうした価値もこの銘柄の大きな魅力です。