BLOG

ブログ

BLOG

2020/05/15 19:29

当ショップの運営会社である、株式会社山仁は日本唯一のマスター・オブ・ワインである大橋健一MWが、代表を務めています。

当ショップでは大橋健一MWが、毎月のテーマに基づき、セレクトしたワインのセットを販売しています。

今月のテーマはこれから旬を迎える「アユ」。

旬の食材と合わせてお楽しみいただきたく、ワイン業界で最も名声の高い資格を有するプロが、珠玉の4本の白ワインを選びました!


初夏のアユに好相性を示す品種として、全てをソーヴィニョン・ブラン種のワインで揃えさせて頂きました。  

その際、これから正に押さえておきたい同品種の世界最先端の産地から、そしてそれらの地区の最高峰格の生産者を厳選しています。塩焼き、天ぷら、フライ等と共に、この「美味しく学べるワイン・セット」をお楽しみ下さい。

<セット内容>

1.ソーヴィニョン・ブラン 2017 グリーンホフ・ヴィンヤード 白ワイン
 ・ 商品説明:
   ニュージーランド南島の最北端に位置するネルソンの地に、アンドリュー・グリーンホフ氏とパートナーであるジェニファー・ウィーラー氏が1990年に設立した先駆者的ワイナリーのひとつ。設立当初から自然栽培をコンセプトに畑を改良し2008年からは完全オーガニックに転換。ニュージーランドのオーガニック認証機関Bio-Gro(ビオ・グロ)の認可を受けています。健康なブドウを育てることにより人的介入を抑えた醸造を行い、テロワールを最大限に引き出したワインを生産しています。現在この国の高品質ソーヴィニョン・ブラン種をリードするネルソンは、三方が山に囲まれ、恵まれた日照量とタスマン湾から吹き付ける冷涼な海風。昼夜の大きな寒暖差でフェノリクスが生成される一方で豊富な酸が保たれた高品質なワインを産出しています。
 ・ 大橋MWの一言:
   現在同品種において注目必須の産地ネルソン。冷涼な産地特性を存分に映し出した、古き良き時代のフランスのサンセールを想わせるような1本です。グースベリー、イラクサの香り、そして味わいのミネラル感を、新緑の香りの若アユにどうぞ。


2.ソーヴィニョン・ブラン 2014 ザ・ペアリング 白ワイン
 ・ 商品説明:
   ザ・ペアリングはセントラル・コースト最南端、サンタ・バーバラ・カウンティのスーパー・ワイン「ホナタ」と「ザ・ヒルト」共通のセカンド・ワイン・ブランドです。そしてこれらの二つのワイナリーは、全米で最も高額で取引されるカルト・ワインである「スクリーミング・イーグル」と同一資本によるワイナリーとなります。いずれも高名なニュージーランドのクラギーレンジ、ナパ・ヴァレーのスタグリンで経験を積んだ若き醸造家、マット・ディーズ氏のもと、様々な畑から収穫したブドウを用いて、適したスタイルを見出し、そして絶妙にブレンドする「大胆不敵なワイン・メーキング」を実践しています。
「ペアリング」はペティナイフ、又は果物ナイフの名称である「ペアリングナイフ」に由来します。食材全般に対応出来る柔軟性を意味し、様々なお料理と合わせやすい適応性のあるスタイルに造られています。
 ・ 大橋MWの一言:
   流石の超一流「スクリーミング・イーグル」と同一資本だけあり、その香味の精妙さ、一貫性はこの価格にして驚きのレベルです。西海岸で同品種の注目を集めるバラード・キャニオン。洋ナシやハーブ、上質な樽での熟成と緻密な酸味。天然の釣りアユが入手できれば最高ですね。



3.ツォラヴィンヤーズ
 ・ 商品説明:
   弊社社長の大橋MWが、現在イスラエルで最も高品質なワインを生産する産地と説明する、地中海とエルサレムの中間に位置するジュディアン・ヒルズ。そこに居を構えるイスラエル屈指のプレミアム・ワイナリーがツォラ・ヴィンヤーズです。UCデイヴィス校を主席で卒業し、ナパ、ソノマ、そしてバロッサのトレブレック、ボルドーのシャトー・ラフィットで研鑽を深めたイスラエル唯一のマスター・オブ・ワインであるエラン・ピックMWがワインメーカーを務めています。しかしそれだけに留まらず、何と世界の頂点格に君臨するボルドー地方はポムロール地区のペトリュスの栄光を44年もの長きにわたり築き上げてきたジャン・クロード・ベルーエ氏がコンサルタントに加わり、万全の体制のもと、世界的に大変高評価のワインを醸し出してきています。
 ・ 大橋MWの一言:
   醸造家はMW。そして「ペトリュス」醸造長のコンサルテーションも加わり、その品質は偉大なグラン・ヴァン並みです。洋ナシやフェンネル、味わいの構成の緻密さと長い余韻は、身の大きなアユを、塩を効かせ過ぎずにふっくらと炭焼きにしてどうぞ。



4.椀子 ソーヴィニョン・ブラン 2018 シャトー・メルシャン 白ワイン
 ・ 商品説明:
   シャトー・メルシャンは、1877年からの日本一長い歴史を持つ、日本ワインの原点ともいえる生産者です。長野県上田市丸子地区の陣場台地にて2003年より自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」を展開。統括ワインメーカーの安蔵光弘氏を中心に伝統的な醸造技術の継承と、多くの栽培・醸造有識者との共同研究による先進的な製法の開発により高品質なワイン造りを可能にしています。そして、この生産地で栽培されるソーヴィニョン・ブランは、同品種にとっては日本随一の標高の高さを誇る産地の1本であり、完全割り当て商品であり、入手困難なワインとなって市場で大人気を博しています。
2017年より弊社社長の大橋MWが同生産者のブランド・コンサルタントに就任。世界市場を見据えたグローバル展開を開始しています。
・ 大橋MWの一言: 
  日本を代表する、非常に丁寧に栽培、そして醸造された大変希少なソーヴィニョン・ブラン。和柑橘やほのかなグースベリーの芳香性、そして高い熟度を探求した各々二区画のブドウを緻密にブレンドした、日本人の丁寧さが光る1本です。是非、川底の苔を沢山食べた瑞々しい若アユに!



ワイン愛飲家はもちろん、ワインを勉強されている方にも、ているペアリングでも、単体でもお楽しみ頂ける内容です。

 

また、YouTubeの「大橋MWのワイン・インフォ」ではこちらのセットに含まれるワインをご紹介して参ります。

vol.001では、椀子 ソーヴィニョン・ブラン 2018 シャトー・メルシャン 白ワインを取り上げていますので、こちらも合わせてお楽しみください。