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イントリーガ 2020 ドメーヌ・デ・グラス 赤ワイン
南米チリで高い注目を集めるワイナリーが醸す、カベルネ・ソーヴィニョン種主体の1本です。
ドメーヌ・デ・グラスは、1940年にスペイン移民であるホセ・マリア・グラス氏が、コルチャグアでブドウを栽培したことから始まりました。
1993年に孫にあたるエルナン・グラス氏とエドアルド・グラス氏の兄弟が、家族経営ワイナリーである「モントグラス」を設立。僅か9年でチリNo.1の高評価を得ましたが、よりテロワールを表現したワインを造りたいと2018年にドメーヌ・デ・グラスを創業しました。
マイポ川の浸食によって生み出された沖積土壌からなる「イントリーガ・ヴィンヤード」は、標高450メートルに位置するアンデス山脈からの冷たい風の影響を受けた比較的冷涼なエリアになります。昼夜の寒暖差の大きな環境のもと、高品質なボルドー系品種が生み出されています。
コンクリート・タンクにて発酵初期は1日2回、その後は1日1回のポンピング・オーヴァーを実施し、28日間のマセレーション。その後、225リットルのフレンチ・オーク樽と2,000リットルのフードルで24か月熟成されます。
カシスやブラックチェリー、チョコレートの香り。凝縮した果実味としっかりとした酸。丸みを帯びた豊かなタンニンを余韻に感じるフルボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
日本で最も販売本数が多い国のワインゆえに、このチリという国のワインはもっともっと酒販店が勉強しなければならないと常日頃から考えています。現地では標高の高い、すなわちこのワインの場合はアンデス山脈の裾野のワインを「アルト・アンデス」と称し、現在世界市場でも特に注目されているチリ産地の一つになります。香味傾向でも過熟感のない、しかし凝縮感に富んだ、更には従来のチリ産赤ワインに比べるとフィニッシュがより辛口に仕上がり、ほのかにタイトさを見せるスタイルになっています。
<商品概要>
ワイン名INTRIGA /イントリーガ
生産者:Damaine de Gras /ドメーヌ・デ・グラス
ブドウ品種:Cabernet Sauvignon, Petit Verdot, Cabernet Franc /カベルネ・ソーヴィニョン, プティ・ヴェルド, カベルネ・フラン
ワインタイプ:Red /赤ワイン
生産国:Chile /チリ
生産地:Alto Maipo, Maipo Vally /マイポ・ヴァレー, アルト・マイポ
ヴィンテージ:2020
商品CD:66573
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