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11月 MWワインセット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「フレンチ・ビストロのお料理」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
テーマ:フレンチ・ビストロのお料理
コロナ禍も現状では少し落ち着きを見せ、外食料飲業界にも再び活況が見え始めています。しかし一方で、未だ手放しでは喜べない状況でもありますよね。そんな中、日本の料飲シーンに数多く存在する「フレンチ・ビストロ」で供される、「フランスの家庭料理」に今回はフォーカスを当て、泡物1種、白ワイン1種、オレンジワイン1種、そして赤ワイン1種を選定しています。この多彩なこのワインセットで、是非「フランスの家庭料理」を皆さまのご家庭でのレシピに加えて頂き、家飲みをよりわくわくと感じながら楽しんでくださいね!
1.セミヨン ヨコマチ・ペール・エ・フィス エクストラ・ブリュト 2019 福山わいん工房 スパークリングワイン
広島県産のセミヨン種から、瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインの1本です。
福山わいん工房は、大阪やシャンパーニュ地方でフランス料理の研鑽を積んだ古川和秋氏が、広島県東部の備後地区、福山市の商店街の一角に設立した、小さな都市型ガレージワイナリーです。
料理人として滞在したフランスでシャンパーニュに感銘を受けた古川氏。その想いにより、このワイナリーでは2016年から瓶内二次発酵のスパークリングワインを中心に醸造を展開しています。
同県北部、三次市のヨコマチ・ペール・エ・フィス産のセミヨン種を使用し、除梗、破砕後はゆっくりと搾汁して低温での一次発酵。その後、4か月間の瓶内二次発酵。ドザージュ時に糖分の添加は行われていません。
フレッシュなレモンやグレープフルーツなどの柑橘類や芝の香り。柔らかな泡立ちで、滑らかな口当たりとしっかりと感じられる酸味。ミネラル感の豊かな極辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
広島県は福山市のガレージストが醸すセミヨン種による高品質な日本産の泡物です。
刈った芝やフレッシュ・レモンの香り、爽快ながらも一方で見事な味わいの焦点を呈すこの辛口の1本には、サラダ・クリュディテ(きゅうりのヨーグルト和えやキャロット・ラペを乗せたサラダ・プレート)をお楽しみください。
2.カトル・タン ジュランソン・セック 2017 ドメーヌ・コアペ 白ワイン
フランスを代表する甘口ワインを生産するワイナリーが、本格的に力を入れて造る辛口スタイルの白ワインになります。
ピレネー山脈の麓、ジュランソンに居を構えるドメーヌ・コアペは、アンリ・ラモントゥ氏によって1980年に設立され、わずか一代で同産地の最高峰まで登り詰めた生産者になります。
アンリ氏は、国内外のさまざまな生産者を訪問し独学でワインを学び続け、設立からわずか10年で甘口ワインが世界的な評価を得ることとなりました。
そして、ジュランソンの地から高品質な辛口ワインが造れるということを世に示したいという思いから、辛口ワイン造りにも本格的に力を入れ、甘口に引けを取らない素晴らしいワインを生産しています。
この地の土着品種であるプティ・マンサン種とグロ・マンサン種を同比率で使用。12時間のスキンコンタクトを行い、プレスした後にフレンチ・オーク樽での発酵。その後、同フレンチ・オーク樽にて8カ月、そして、ステンレススチール・タンクにて12か月間澱とともに熟成されます。
八朔や黄桃、カリンなどの果実やスイカズラの香り。凝縮感のある果実味とフレッシュでしっかりと感じられる酸味の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
フランス南西地方の土着品種となるグロ・マンサン種主体で醸された、同産地ジュランソンの最高峰生産者の1本です。この地方色豊かな、金柑や柚子等の和柑橘やカリンの香り、そして高い酸味が印象的なこのワインは、これから旬を迎えるタラとジャガイモのペースト料理となるブランダードと共に是非お試しください。
3.リボッラ・ジャッラ 2013 ラ・カステラーダ オレンジワイン
グラヴネル、ラディコンと共にイタリアのオレンジワイン界を牽引してきた生産者の1本です。
ラ・カステラーダは、スロヴェニア国境近くに位置するオスラヴィアで、前当主ジュゼッペ・ベンサ氏が経営するトラットリア用のワイン造りを、1985年から息子であるジョルジョ・ベンサ氏とニコロ・ベンサ氏が引き継いだことから始まりました。
現当主ニコロ氏は、同級生でもある、故スタニスラオ・ラディコン氏やダリオ・プリンチッチ氏と互いに影響を受け合いながら、有機農法の実践や出来る限りの人為的介入を排除したワイン造りに取り組んできました。
この地の土着品種であるリボッラ・ジャッラ種を、木製の開放醗酵槽で野生酵母による醗酵を含む2か月間のマセレーション。大樽で24か月間熟成の後、さらにステンレススチール・タンクにて10か月間熟成されます。
アプリコットやカリンなどの果実、ブリオッシュの香り。比較的柔らかなフェノリクスと塩味を感じるミネラル感。エレガントな辛口スタイルのオレンジワインです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
イタリア北東部のフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州は、全世界にオレンジワイン・ブームを築き上げた功労者的産地と言っても良いでしょう。比較的優しめの果皮浸漬によるエレガントなオレンジワインとして、世界中で大人気のこの一流銘柄には、是非熱々のオニオン・グラタンをお試しください。
4.ルージュ・ガメ NV ル・クロ・デュ・テュエ・ブフ 赤ワイン
ロワール地方の自然派ワイン界の重鎮が造る、ガメ・ノワール種の1本になります。
ル・クロ・デュ・テュエ・ブフは、今日の自然派ワイン・ムーヴメントの火付け役のひとりであるティエリー・ピュズラ氏が、父から畑を引き継いだ兄のジャン・マリー・ピュズラ氏と共に1994年に起ち上げたワイナリーです。
現在はジャン・マリー氏が第一線を退き、ティエリー氏と愛娘である次女のゾエ氏を中心にワインが造られています。
厳選された買いブドウで造られるこのワインは、比較的樹齢の若い様々な畑のガメ・ノワール種を自然酵母にて発酵。18日間のマセレーションの後に、円すい型の木桶で8か月間熟成されます。
ブラックベリーやブラックチェリーなどの果実と、スミレや土の香り。みずみずしい果実味と高めの酸味。豊かなミネラル感と滋味あふれるミディアムボディーのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
ビストロ料理との相性を語るのに、現在市場で多く見られる「自然派ワイン」と称されるワインブームは無視できません。こうした流派のフランス、ロワール地方の巨匠が醸す、ブラックベリーや樹脂、そして土の香りの滋味深い1本には、野菜の肉巻き料理となる「ポーピエット」を存分にお楽しみください。
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(単品合計:14,229円)
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