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10月 MWワインセット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「きのこ料理」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました！
テーマ：きのこ料理
世界では季節ごとに様々なきのこが食卓を彩りますが、日本ではきのこはやはり秋のイメージですよね！「椎茸」、「松茸」、「舞茸」、「しめじ」等、世界のグルメシーンでもよく知られる高品質のきのこが楽しめる季節の到来です。種類が違えば香りも違い、そして触感や味わいの旨味にも幅がある多くのきのこ類を、様々な調理法に応じて、高品質、そしてユニークなワイン群で合わせてみたいものです。
今回は白ワインと赤ワイン2種ずつの贅沢なワインセットにまとめてみました。きのこという一言では終われない奥深さを見せる「ワインとの相性」を学びながら、秋の夜長を充実した時間にしてみましょう。
1.レゼルヴァ・ソーヴィニョン・ブラン 2019 ドメーヌ・デ・グラス 白ワイン
南米チリで高い注目を集めるワイナリーが醸す、ハイ・ヴァリューなソーヴィニョン・ブラン種の1本です。
ドメーヌ・デ・グラスの歴史は、1940年にスペイン移民であるホセ・マリア・グラス氏が、コルチャグアでブドウを栽培したことから始まりました。
1993年に孫にあたるエルナン・グラス氏とエドアルド・グラス氏の兄弟が、家族経営ワイナリーである「モントグラス」を設立。僅か9年でチリNo.1の高評価を得ましたが、よりテロワールを表現したワインを造りたいと2018年にドメーヌ・デ・グラスを創業しました。
レイダ・ヴァレーの自社畑「アマラル・ヴィンヤード」は、マイポ川によって造られた沖積土壌に、この国では稀有なチョーク土壌が発見された場所に位置します。
寒流であるフンボルト海流とアンデス山脈から流れるマイポ川の影響を大きく受けた比較的冷涼な気候のもと、高品質なソーヴィニョン・ブラン種が生産されています。
ライムや青リンゴなどの果実、スイカズラやアスパラガス香り。フレッシュな果実味と溌溂とした酸味、豊かなミネラル感の辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則）
＜大橋MWの一言＞
チリのレイダ地区は、ソーヴィニョン・ブラン種における新たな銘醸地として、ワイン世界地図にその名を刻まれるまでに成長を遂げています。チリでは非常に珍しい全量ブドウ自社栽培におけるドメーヌ・スタイルの、このグースベリーの風味には、ワインのフルーティーさが映える「きのこのハーブ・マリネ」をお楽しみください。
2.サントリーニ アシルティコ・バレル 2019 ドメーヌ・シガラス 白ワイン
魚介類との相性の良さで知られるギリシャの固有品種であるアシルティコ種を世界的に広めた、サントリーニ島の銘醸ワイナリーが手掛けるリッチな白ワインの1本です。
ドメーヌ・シガラスは、美しいエーゲ海に白い建物と青い屋根のコントラストで世界的なハネムーン人気を誇るサントリーニ島に居を構える、世界のトップ100ワイナリーにも選出されたギリシャを代表する生産者になります。
完熟しながらも高い酸を保持できるアシルティコ種をフレンチ・オークの樽にて発酵。その後、同樽にてリーズ・コンタクトの状態で約6か月間の熟成を行います。
熟したオレンジや洋ナシ、樽由来のヴァニラの香り。リッチな果実味としっかりと感じられる酸。塩味を伴うミネラル感が余韻に長く感じられる辛口のスタイルになります。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則）
＜大橋MWの一言＞
高い酸味、ほのかな塩味、高めのアルコールのボリューム感で知られる、ギリシャはサントリーニ島産のアシルティコ種。オーク樽に寝かせられて更なる複雑性をまとっている珍しいスタイルになります。超一流生産者のこの1本には「きのことムール貝のリゾット」に軽くレモンを掛けて合わせ、山と海の幸を存分に楽しんでみましょう。
3.グッドワイン カベルネ＆シラーズ 2019 フリー・ラン・ジュース 赤ワイン
オーストラリア在住のマスター・オブ・ワインであるネッド・グッドウィンMWが監修している日本市場限定の1本です。
弊社代表 大橋MWの師であり、2015年まで日本在住でただ１人のマスター・オブ・ワインとして活躍したネッド・グッドウィンMW。
同MWが「会話に弾みがつき、お料理とよくマッチした飲みやすい銘柄を提供するのが大切」のポリシーで監修した、ドリンカビリティーに優れた赤ワインになります。
南オーストラリア州の伝統である、ボルドー品種のカベルネ・ソーヴィニョン種を主体に、オーストラリアを代表する品種、シラーズ種をブレンドした1本です。
ブラックベリーやプラムなどの果実、クローヴや黒コショウなどのスパイスの香り。豊かな果実味としっかりと感じられる酸。柔らかなタンニンのミディアム・マイナス・ボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則）
＜大橋MWの一言＞
南オーストラリア州のこのクラシック・ブレンドは、マスター・オブ・ワインのネッド・グッドウィン氏がコーディネート。イーデン・ヴァレーの地でスーパー・ヴァリューの実現を目指して原料ワイン調達から緻密なブレンドまでを行っています。軽快ながらもスパイシーな印象のこのワインには、「きのこのスパイシー・アヒージョ」を是非お試しください。
4.ルージュ 2020 ドメーヌ・マタッサ 赤ワイン
南仏ルシヨンを代表する自然派ワイナリーが醸す、体に染み入る飲み心地の1本になります。
ドメーヌ・マタッサは、ルシヨンのアイコン的生産者であるドメーヌ・ゴビーの醸造責任者であったトム・ルッブ氏、その妻のナタリー・ゴビー氏、そしてサム・ハロップMW（現在は離職）の3人によって、2001年、ピレネー山脈の麓に位置するカルスの地に設立されました。
森に囲まれた標高約700メートルに位置する花崗岩土壌の畑には、ルシヨンを代表するカリニャン種と、その変異種のカリニャン・ブラン種が混植されています。
栽培されるブドウは、標高の高さ故の昼夜の大きな寒暖差によって、十分な糖分と酸を保持し、乾燥した強い風が吹き抜けることにより病害から守られています。
収穫されたブドウは混醸で4日間のコールド・マセレーションを行い、フット・クラッシュの後に古樽に移され野生酵母にて発酵。発酵後プレスされ、同じ樽で澱引きをした後に16か月熟成されます。
クラッシュしたラズベリーやプラムなどの果実、スミレの花やクローヴの香り。フレッシュで豊かな果実味と、しっかりと感じられる酸。滋味溢れるミネラル感のライトボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則）
＜大橋MWの一言＞
実際に大橋が2006年から4年間に渡って収穫、そして醸造の研修に渡仏してきた南フランスはルシヨン地方の有機生産者の赤ワインです。毎日の作業が終了した後の夕食には、きのこ料理と共にこのドメーヌのワインを楽しんだ思い出があります。濃密でも美しい酸味が映えるカリニャン種の1本と「きのこと鴨の鍋物」をお楽しみください。
・ クール便をご希望のお客さまは配送方法の指定で「クール便」をご選択ください。
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単品でお買い求め頂くよりお得になっております。
（単品合計：14,201円）
是非ご検討ください。
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