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9月 MWワインセット
毎月のテーマに沿って、大橋MWが厳選したワインのセットです。
今回のテーマである「広東料理」とのペアリングをお楽しみ頂けるワインを取り揃えました!
テーマ:広東料理
コロナ禍が深刻な局面を迎える中、せめて家飲みは「美味しいお料理とワインある食卓の豊かさ」を楽しみたいものです。今月は残暑の季節の下、重すぎず、まろやかな風合いの「広東料理」で迫ってみたいと思います。「食は広州にあり!」という言葉が示す通り、豊富な食材を誇る、そしてその素材の風味を活かした一皿で有名ですよね!
白ワイン1種、オレンジワイン1種、そして赤ワイン2種のこの贅沢なワインセットで、いくつものスタイルを有する「中国料理」と、そのワインの相性の一つの事例を学んで頂きながら、残暑を美味しく乗り切って頂ければ幸いです。
1.サン・ジョセフ ブラン レ・グラニリット 2018 M.シャプティエ 白ワイン
フランスを代表するローヌ地方の名門ワイナリーが醸す、白ワインの1本になります。
1808年にタン・エルミタージュの地に設立されたM.シャプティエは、一貫した家族経営のもと、畑を守りテロワールを尊重し続ける、200年以上の歴史を誇るワイナリーです。
7代目にあたる現当主のミシェル・シャプティエ氏は、1989年に父の後を継ぐと、1991年より自社畑でのバイオダイナミクス農法を実践。エルミタージュ村を中心に大変高品質なワイン生産しています。
花崗岩の土壌が名前の由来となっている「レ・グラニリット」は、サン・ジョセフ村のシャルナス、トゥルノン、モーブにある畑で栽培されたマルサンヌ種を100%使用しています。
600リットルのオーク樽にて自然酵母による発酵。全体の75%をステンレススチール・タンク、残りの25%を600リットルのオーク樽にて8か月間熟成した後にブレンドされます。
白桃や洋梨などの果実や白い花、オーク樽の香り。滑らかな口当たりの豊かな果実味。やや高めの酸味と豊かなミネラル感、長い余韻が楽しめるリッチな辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
フランス南部のローヌ地方随一の高品質生産者として知られる名門生産者の、マルサンヌ種によるリッチなスタイルの白ワインの登場です。ストーンフルーツに加えてフローラルな品格をまとう緻密な香り、そしてすべるような滑らかさを見せるテクスチャーには、夏から秋にかけての季節の野菜の「八宝菜 塩味餡かけ」を楽しんで頂きたく思います。
2.ルカツィテリ 2015 ストリ・マラニ オレンジワイン
ジョージア(旧グルジア共和国)の新進気鋭の生産者が伝統的手法で醸す、オレンジワインの1本です。
8000年の歴史を誇るワイン発祥の地として知られ、525種類もの土着品種が確認されているジョージア(旧グルジア共和国)。2013年、同国のワイン醸造の伝統である「クヴェヴリ(甕容器)によるワイン醸造」が、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されたこともあり、ジョージア・ワインに世界中から注目が集まるようになりました。
ストリは首都トビリシから東に約80㎞に位置する、カヘティ地方の銘醸地のひとつツィナンダリに2014年にブドウ栽培家のダヴィティ・アズニアシュヴィリ氏が設立した、伝統的なクヴェヴリのみで醸造を行うワイナリーです。
標高600メートルに位置するオジオ地区の樹齢25年のルカツィテリ種を使用。除梗、破砕し、クヴェヴリにて発酵の後、同容器で果皮を漬け込んだまま6か月間熟成されます。熟成後に上澄みの30%の最高級キュヴェのみを瓶詰めした1本です。
温州みかんやアプリコットなどの果実香、黄色いお花の香り。ジューシーな味わいと軽快なフェノリクス。クリーンで幾分ライトに感じられる辛口のスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
世界中のソムリエさんの間でも大変ホットな話題となっている、世界最古のワイン生産国「ジョージア」。同国のルカツィテリ種によるオレンジワインは、実は中国料理にとても相性が良いことで知られています。びわやアプリコットのほのかな香りに、日本のご家庭でもシンボリックな広東料理となる、ふっわふわの「蟹玉」を合わせてみてください。
3.ミクロコスミコ ガルナチャ 2018 ボデガス・フロントニオ 赤ワイン
次世代の注目エリアのひとつである、スペイン北東部に位置するアラゴンのガレージ・ワイナリーで、マスター・オブ・ワインによって造られる自然派ワインの1本になります。
風力発電機のエンジニアであったフェルナンド・モラMWは、ワイン好きが高じて祖父の庭に植えたブドウから趣味的にワインを造ったことがきっかけとなり、2013年にこのボデガス・フロントニオを設立しました。2017年には、わずか2年の勉強期間で当時最年少でマスター・オブ・ワインの学位(MW)にストレート合格した輝かしい才能の持ち主です。
モンカヨ山塊の標高700メートルに位置するスレートの土壌から、シエルソと呼ばれる冷たく乾いた風の影響を受けて育つ、樹齢50年を超えるガルナチャ種を100%使用。
開放桶で野生酵母による発酵の後、コンクリート・タンクで12か月間熟成されます。
ラズベリーやイチゴなどの赤い果実や白胡椒の香り。フレッシュで高い酸味としっかりと感じられるミネラル感。きめ細やかで柔らかなタンニンを感じるミディアムマイナスボディーのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
世界のワインの権威、ジャンシス・ロビンソンMWが数年前の来日時に、今話題のワイン産地としてスペイン北東部のアラゴンの地を挙げたのは、正にこの生産者が頭角を現してきたからです。瑞々しい赤系果実が香る、艶のあるエレガントなスタイルには、味わい的にライトウエイトの「広東風焼きそば(香港炒麺)」をお楽しみ頂きたいと思います。
4.フルーリー 2019 クロ・ド・ラ・ロワレット 赤ワイン
日本への輸入が実現された、ワイン・ラヴァー待望の伝統的ボージョレ生産者の1本になります。
クロ・ド・ラ・ロワレットは、ボージョレ地区はフルーリー村の東端、隣接するムーラン・ア・ヴァン村の近くに1967年にフェルナン・クデール氏によって設立されました。
1984年よりフェルナン氏の息子で現当主のアラン・クデール氏が引き継ぎ、サステイナブル農法でのブドウ栽培や、炭酸ガスを注入しない伝統的な醸造法であるセミ・カーボニック・マセレーションを実践し、非常に高品質なワインを生産しています。
土壌の大半がマンガンの豊富な花崗岩の重粘土土壌からなる、9ヘクタールの東向き斜面で栽培されたガメ・ノワール種を、野生酵母によりコンクリート・タンクで全房発酵。15日間のセミ・カーボニック・マセレーションの後、9か月間大樽で熟成されます。
ラズベリーやレッドチェリーなどの赤い果実、バラの花やナツメグの香り。滋味溢れる果実の味わいとフレッシュな酸、豊かなミネラル感と柔らかなタンニンのミディアムボディのスタイルです。
(山仁営業開発部 ソムリエ 池田重則)
<大橋MWの一言>
弊社社長の大橋MWにして、どうしてこのワインが今まで輸入されていなかったのか?と言わしめる程に素晴らしく、かつオーセンティックな本物の超高品質ボージョレです。
類稀なるスパイシーさを誇るこの味わい深い1本で「真のボージョレ」を学んで頂いた後は、「豚のトウチ(豆鼓)炒め」を美味しくご堪能下さい!
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(単品合計:13,959円)
是非ご検討ください。