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2020/07/24 13:12

皇室が保養地として御用邸を構える、初夏には蛍が乱舞する栃木県北東部の清流の里。
料理に寄り添うほのかな、そして素朴な旨味をそのスタイルとする、心地よさを信条とした地酒です!

「大那(だいな)」を醸す菊の里酒造の創業は慶応2年(1866年)、今から約140年前となります。

北に那須岳、東に八溝山(やみぞさん)を臨む、この栃木県北東部に位置する那須野ヶ原の一角は、日本三古墳に数えられる古墳があり、その他数々の歴史遺産を有したりと、いにしえの里として古くから栄えてきました。現在は皇室の御用邸もほど近く、裏庭の小川では初夏に蛍が乱舞するような、そんなリラックスした片田舎となります。

こうした地の那須ヶ岳の雪解けの軟水が、この地域の田んぼのお米を育て、そして同蔵によってそこから醸し出されたお酒が「大いなる那須」の意味を持つ「大那」となるのです。

現当主の阿久津信氏は、この地の味しい水の素性を、地元栽培米を通して表現したいと考えています。それは正に「食事と共に楽しむお酒」、すなわちお米の味わいをベースとした、優しく包み込むような酸味、そして程良いキレ味を大切にしたスタイルとしています。

様々な雑誌等で取り上げられることにおいても常連の蔵元であり、有名な食文化雑誌「dancyu(ダンチュウ)」の日本酒特集でも、名立たる日本酒蔵を抑えてトップ掲載され、すっかり全国区の銘柄となっています。