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2020/06/16 09:58

能登の四天王の魂が息づく銘酒蔵。山廃造りを代表する「歴史的男酒」、

そしてソフトで優しい飲み口の「艶っぽい女酒」の二本立てが自慢です!



「天狗舞」「五凛(ごりん)」を醸し出す車多酒造は、創業1823年(文政6年)、180年以上の歴史を誇ります。

石川県は加賀前田家100万石城下町として発展した金沢市をはじめ、輪島塗を代表に九谷焼・加賀友禅など伝統芸術工芸品の産地としても全国的に有名です。

霊峰白山から流れ出る伏流水と加賀平野に実る良質米を原料に、数々の白山GIの銘酒を醸し出し、更に吟醸用には兵庫県産特A地区山田錦を使用する贅沢な造りです。

初代当主の車多太右衛門が諸国行脚の折に口にした各地の酒の美味さが忘れられず、自らの居するこの地に酒蔵を構え、美味い酒を、との一心で酒造りを始めたと伝聞しています。

かの時、酒蔵はうっそうたる森に囲まれており、木々の葉のすれ合う音が、天狗の舞う音に聞こえたそうで、その言われから「天狗舞」の酒銘は生まれました。

そして近年誕生した全国取引酒販店数たった40件足らずの「五凛」というブランドは、蔵元・杜氏・酒販店・飲食店様・お客様、の五者が常に凛とした関係であり、凛として酒を楽しんで頂けるよう願いを込めたお酒です。

五凛ブランド味わいのコンセプトは「ぐびぐびのめる」「うまい」「のみあきしない」とされ、気軽に飲める爽快感あふれるお酒であり、強い熟成感や厚い旨味が特徴である天狗舞と比較し「対極」に位置します。

地元特産でもある能登牡蠣やアジ、サバ等、火を通した調理法の一皿には「天狗舞」を、鮮度を誇る刺身のような一皿には「五凛」をお勧めいたします。