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2020/06/15 10:33

日本酒業界における有機農法への取り組みの第一人者。自然発酵、甕熟成等、ユニークさも満載です。 


「松の司」を醸す松瀬酒造の創業は1860年(万延元年)、150年の歴史を誇ります。

滋賀県は蒲生郡竜王町に位置し、わが国最大の湖「琵琶湖」にもほど近く、戦国時代由来の城や城跡も多く、その名産としては近江牛、琵琶湖で取れる小アユ、織田信長由来の信長葱等で知られています。

 この蔵の銘柄名「松の司」は、かつて本家の庭にそびえていた樹齢約200年の大きな男松から取られたと伝承されており、その見事で存在感のある松の木のように繁栄するよう願いが込められたされたそうです。

 日本酒業界における有機農法への取り組みの第一人者である同蔵

その仕込水には地下120Mの大きな岩盤の下を流れる鈴鹿山系愛知川伏流水を使用し、有機農法、又は厳しい減農薬農法で栽培された契約栽培米(山田錦が主体)を使用、長年の経験にもよる可能な限りの丁寧な手造りで深遠なる味わいの逸品を醸し出します。

そして毎年ロンドンで行われる世界最大級の日本酒審査会である「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」で初年度からゴールド・メダル受賞という輝かしい経歴を誇ります。

現在、若き石田敬三氏が杜氏を務め、洗練された旨味が楽しめる「生酛造り」にも注力しながらも、松の司の本来のコンセプトでもある「恵まれた地元滋賀の素材を存分に生かした至高の酒」を目指して日々努力を続けています。

また、地元の田んぼの土壌分析も綿密に行いながら、ここ「竜王町」の更なる表現へのこだわりを高めています。