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2020/06/15 10:26

日本における国賓接待、日本航空のファーストクラス等に使用される

正に日本酒業界を代表する頂点に君臨する銘柄です!



「磯自慢」を醸し出す磯自慢酒造の創業は1830年(天保元年)。

当時は地主であり、庄屋、そして農業経営を営んでいたということです。

現在では静岡県焼津市唯一の酒蔵となります。

蔵は東方に駿河湾、伊豆半島、そして富士山を仰ぎ、北西には南アルプス南端を望む場所にあります。

海岸沿いを東へ進むと、晩年をこの地で過ごした徳川家康の遺骨が埋葬された久能山東照宮(日光東照宮と共に分骨)があり、おごそかな佇まいを感じさせます。

南アルプス白峰三山、間ノ岳を源泉とする酒造りに大変適した清流大井川の伏流水(超軟水)を仕込水に使用、また原料の酒米は、国内最高峰と言われる兵庫県特A地区山田錦をはじめとし、愛山、五百万石等、産地を厳選した酒造好適米を使用します。

蔵の酒造りに懸ける想い、それは『酒販店やファンの期待を決して裏切らない』という一点に集約されます。

別次元とも思える高い社員意識、そしてこだわり抜く品質管理、そうしたことから蔵の主要部分(仕込場)を総ステンレス張りにするなどの技術・設備投資は一切惜しまず、業界の常識に縛られない斬新な蔵の改革を次々に行っています。

寺岡氏曰く『更にもう一手間かけてあげる』事が酒造りには大切であるとのことです。

「日本酒業界で最高峰の品質」と呼び声の高いこの蔵は数々の名誉にも輝いており、2008年にはG8北海道洞爺湖サミット福田首相(当時)主催の夕食会にて乾杯酒として採用され、さらには2010年、世界最大級の日本酒審査会IWCにて初出場ながら405銘柄中、2部門(純米酒の部、純米吟醸・純米大吟醸の部)でゴールド・メダルを受賞した経歴を持ちます。

そのお酒は、白桃やマスクメロン、完熟バナナを想わせる上品かつ穏やかな香りが味わいに溶け込み、控え目な酸味の中に奥深い米の旨味を感じます。

そしてミネラル感からくる心地良い苦味を持ちながら、これだけの柔らかさを持ち得る日本酒は全国探してもこの「磯自慢」だけでしょう。

この土地名産のマグロ、サバ、イワシ、サンマ等の新鮮な魚介類に、この銘酒「磯自慢」をお楽しみください。